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スピードメーター誤差の話

当たり前のようについているスピードメーター(速度計)ですが

タイヤの大きさ、エア等の影響で実際の速度と表示する速度が違う場合があります

保安基準を例に表示してみましょう。

<平成19年1月1日以降製造の自動車>
10(V1 -6)/ 11 ≦ V2 ≦(100 / 94)V1

<平成18年12月31日以前製造の自動車>
10(V1 -6)/ 11 ≦ V2 ≦(100 / 90)V1

V1 :自動車に備える速度計の指示速度(単位km/h)
V2 :速度計試験機を用いて計測した速度(単位km/h)

上記のように・・保安基準で書かれると意味不明というか見るのが嫌になってしまう

方も多いかと思います(笑) 簡単に説明すると以下の通りです

<平成19年1月1日以降製造の自動車>
実際の速度 : 30.9km/h ~ 42.55km/h (メーター表示は40km/h)

<平成18年12月31日以前製造の自動車>
実際の速度 : 30.9km/h ~ 44.4km/h  (メーター表示は40km/h)

 

意外と 許容範囲が大きいですね?  メーター表示よりも、実際の速度の方が低い方が

許容範囲が大きいです。  メーター表示よりスピードが出ているよりも

実際のスピードが少ない方が安全ですものね。

車検時には、専用の機械で検査して保安基準に適合してるか確認します